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山口 敏男*; 吉田 亨次*; 町田 真一*; 服部 高典
Journal of Molecular Liquids, 365, p.120181_1 - 120181_10, 2022/11
被引用回数:1 パーセンタイル:15.15(Chemistry, Physical)3mol/kg NaCl重水溶液を0.1MPa/298K, 1GPa/298K, 1GPa/523K, 4GPa/523Kの温度圧力条件において中性子散乱測定した。また、得られたデータにEmpirical potential structure refinement法を適用し、対相関関数,配位数分布,角度分布(配向相関),空間密度関数(3次元構造)を抽出した。それらの結果から、イオンの溶媒和と会合、溶媒水構造の圧力と温度依存性を議論した。
福井 康人
CISTECジャーナル, (190), p.208 - 219, 2020/11
核セキュリティの中でも特にサイバーセキュリティに関連したものについて論じ、先ず日本が締結している核セキュリティ関連条約及び関連するIAEA核セキュリティ文書について概説する。更に、サイバーセキュリティについて、有益なサイバー犯罪条約やサイバー関連の国際会議国連での動きについて述べたうえで、その具体的な対策の例を提示するとともに、2021年に開催予定の改正核物質防護条約のレビュー会合の開催を念頭において、具体的な議論を進める。
朝倉 伸幸; 加藤 隆子*; 高村 秀一*; 田辺 哲朗*; 東島 智; 飯尾 俊二*; 小関 隆久; 小野 靖*; 河野 康則; 中島 徳嘉*; et al.
プラズマ・核融合学会誌, 79(11), p.1194 - 1196, 2003/11
ITPA(国際トカマク物理活動)会合が、ロシアのヨッフェ研究所・科学教育センター(サンクトペテルブルク)で開催された。今回は、「スクレイプ・オフ層及びダイバータの物理」,「MHD, ディスラプション及び制御」,「高エネルギー粒子,加熱及び定常運転」,「計測」の各トピカル物理グループの会合、及び制御に関する合同会合が行われた。日本,欧州,ロシア,アメリカ合衆国,ITER国際チーム、及び中国(オブザーバとして初参加)から多くの参加者を得て活発な議論が行われた。本報告では、各グループ会合、及び制御に関する合同会合での議論の概要を示す。
米川 出
日本原子力学会誌, 45(10), p.650 - 651, 2003/10
アメリカ,カリフォルニア州,サンディエゴで2003年7月21日から23日の3日間にわたって開催された「第4回IAEA核融合研究における制御,データ収集及び遠隔実験参加に関する技術会合」の概要を会議報告として紹介したものである。
朝倉 伸幸; 高村 秀一*; 加藤 隆子*; 逆井 章
プラズマ・核融合学会誌, 76(11), p.1208 - 1209, 2000/11
ITER物理R&Dの一環として、第12回SOL及びダイバータ物理に関する専門家会合が、ドイツ、ガルヒン、マックスプランク研究所で、2000年5月29-31日に開催された。本会合に先行して米国からの参加者を含めたワークショップ「Edge plasma & divertor issues for next step devices」を開催した。ITERを含めたトカマク核融合炉に必要な周辺プラズマとダイバータ物理研究及びデータベース活動について、SOL・ダイバータ物理専門家グループ、国際共同設計チーム及び日本、欧州、米国、ロシアの研究機関からの専門家が、両会合含め39件の発表があり、進展と課題について討議が行われた。JT-60U,JET,ASDEX-Upgrade,TEXTOR,Tore Spra,TCV,DIII-D,AlcatorC-MODのダイバータあるいはポンプリミッター・トカマク装置における実験及びダイバータ・コードによる最新の成果が発表された。一方、材料研究やプラズマ相互作用の基礎過程に関する実験やシミュレーション計算結果についても議論が行われた。重要課題である、ELM熱流のスケーリング、化学スパッタリング率の評価、タングステン(高Z材料)のダイバータ板使用の検討、高密度ELMy Hモードプラズマに関するのデータベース、SOLプラズマ流の機構解明と不純物遮蔽効果の検討を中心に活動を進めている。
図子 秀樹*; 草間 義紀; 杉江 達夫
プラズマ・核融合学会誌, 76(4), p.397 - 398, 2000/04
1999年10月20日から22日の期間、ITER物理R&Dの一環として、第11回計測に関する専門家会合が、3極からの専門家、及び共同中央チームからの出席者を加えた30名の参加(日本からは上記委員のほかに御手洗修(九州大学)、江尻晶(東大)、河西敏(原研)、西谷健夫(原研))を得てカダラッシュ(フランス)で開催された。今回は、議長が欧州のDonn氏(オランダFOM研究所)に代わってからの初めての会合であった。おもに、(1)コンパクトITERへの計測の対応、(2)計測に関する物理課題、(3)ワーキンググループの活動状況と今後の活動、(4)各極の物理R&D活動等について議論した。また、専門家会合に先立ち、10月18,19日には、プログレス会合が開かれ、欧州が担当している設計及び工学R&Dタスク、並びに物理R&Dの活動について合計17件の報告が行われた。
長縄 弘親; 館盛 勝一
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 70(1), p.135 - 142, 1997/00
被引用回数:2 パーセンタイル:19.45(Chemistry, Multidisciplinary)核燃料の再処理において、アクチノイドの抽出分離に用いる抽出剤として、現在モノアミドが注目されている。モノアミドは、例えばTBPのようにリンを含まないため処理後に有害物質が生じないという利点がある。そこで、モノアミドの化学特性を明らかにするために、まず、モノアミドの1つとして、ジオクチルヘキサナミド(DOHA)を選び、ドデカン中における水和と会合を検討した。その結果、単量体1水和物(DOHA・HO)と二量体2水和物((DOHA)(HO))の生成が明らかになった。TBPとDOHAを比較すると、DOHAはTBPよりも水和しにくく、また、高濃度においても、二重体等の会合体がTBPの場合よりもずっと生成しにくいことがわかった。
傍島 眞
日本原子力学会誌, 39(7), p.560 - 562, 1997/00
本会合は、格納容器性能改善に係わる確率論的安全評価(PSA)のレベル2(炉心損傷事故及び格納容器影響シーケンスまでの評価)の各国の利用経験をレビューし、問題点を整理し、炉型の異なるプラントへの現用の手法の適用能力及び限界を明確にするとともに更なる開発のための奨励事項を議論する、との意図のものに開催された。会合において、各国からの利用経験の報告を基に、格納容器性能改善につながるアクシデントマネージメント策や、他の観点からのさらなるPSAレベル-2の利用に関する奨励事項が整理された。軽水型炉のほかに東欧諸国のWWER型炉や管型炉特有の問題を取り上げ、その安全評価に軽水型炉で開発した手法を適用する際の留意点を整理している。これらの共同作業を通じて、結果的に、手法や事象に関する知識をより多く有する国からそれの少ない途上国への技術力の移転に会議が貢献した状況を紹介した。
長縄 弘親; 館盛 勝一
Analytical Sciences, 10, p.607 - 613, 1994/08
被引用回数:10 パーセンタイル:44.68(Chemistry, Analytical)先の報文で、TBPの水和とそれに伴うTBPの二量化について報告した。今回は、さらにTBPの濃度が高いときに生成する、水和数の大きいTBP会合体について報告する。最近になって、ピュレックス抽出工程における第3相の形成が、多くの水分子を伴ったTBP-金属錯体の会合体(いわゆるミセル)の生成に大きく関連している(あるいは、第3相自体がミセルである)という報告がいくつかなされている。今回報告する多水和会合体、(TBP)(HO)は、このようなミセル成分の1つと考えられる。本論文はこのような多水和会合体の生成を明らかにした最初の報告である。また、本研究では、この多水和会合体の生成機構について論じ、その構造(結合や形)を推定している。
館盛 勝一; 中村 治人
Journal of Radioanalytical Chemistry, 44(1), p.37 - 47, 1978/01
希土類元素の抽出剤としてMEHPAとDEHPAの混合溶媒について検討した。本報告では,希土類元素の中のネオジム(Nd(III))を選び、MEHPA-Nd(III)抽出系でいくつかの知見を中心にその系に対するDEHPAの効果を述べた。MEHPAによるNd(III)の抽出では、抽出剤濃度0.01M近辺で低濃度(10M以下)のNd(III)に対し異常に高い分配比が得られた。DEHPAあるいは2-ethylhexanolを添加すると、0.01M MEHPA付近の異常に高い分配比は減少し、逆に0.03M MEHPAよりも高い濃度領域では、添加によりNd(III)の分配比は上昇した。その場合、DEHPA:MEHPA=3:1で最大の分配比が得られることがわかった。抽出化学種の吸収スペクトルの測定等によりこの協同効果の説明をすると同時に、放射線効果、分離係数()の測定、抽出容量の測定を行い、この混合溶媒が再処理廃液の群分離等に有用であることを示した。
天本 一平; 大山 孝一; 長野 祐一*; Jantzen, T.*; Hack, K.*; 深山 大元*
no journal, ,
HALWのガラス固化研究は高温雰囲気で行う場合が多いため、必要とされるデータを数多く取得することは多大な人手や時間を必要とする。よって可能であれば理論計算によって、ある程度、固化媒体や廃棄体の状態を理解したうえで、実際の実験や測定を行った方が合理的である。このような観点から、既知の状態図やデータを利用して熱力学的諸量の取得を図り、得られた値を利用して計算状態図を作成することについて検討を行った。ここでは、HALWの固化媒体として現在使用されているホウケイ酸塩ガラス、及びさまざまな用途に利用できる可能性の有る鉄リン酸塩ガラス、さらにこれらのガラス媒体にモリブデンやパラジウム等の核分裂生成物を充てんした時の各化学種の挙動が推算できるように、主としてCALPHAD法を用いてデータ構築を行ったについてとりまとめている。